ああ。お前か。何だよ。わざわざオレに何を聞きたいって?
なに?オレと、クー・フーリンだけがシュラの愛人なのはどうしてかって?
・・・聞きにくいことをはっきり聞くヤツだな。まあ、いい、その度胸に免じて教えてやる。
あのな。オレたちはな、愛人じゃない。DEADMANなんだよ。
はあ?でっどまん、って、何か知らないって?
あれだな。こーゆーとき、シュラの居た世界じゃ、何とか言ったなー。ググレカス?変な呪文だな。
まあいい。DEADMANてのは、分銅って意味だ。そう。天秤に載せてバランスを取るアレ。
オレが黒。クーが白。
つっても、魔界だと、黒は放っておいてもどんどん載せられるからな。
だから、オレはむしろ受け皿か。アイツから溢れ出す黒を注がれる、器。
なんだよ。変な顔して。・・・別に嫌じゃない。受ける側も。オレは雌にもなれるからな。
いや、むしろ、それでアイツの一番近くに居てやれるんだから、役得ってもんだ。
山ほど、魔力も、もらえるしな。
え?じゃあ、何で受け皿で雌のくせに、DEADMAN(死んだ男)って、わざわざ言うんだって?
そりゃ、お前。俺たちは、その度に、アイツに殺されてるからだよ。
いいじゃないかそれぐらい愚痴ったって。
あ?何、お前、顔赤くしてやがんだ?
あー・・・だからだなー殺されてるってそっちの意味じゃなくだな。
まあ、いい。めんどくせー。そういうことに、シトケカス。