枷 2



嬉しくて。

分不相応にも、私は。

貴方にも差し上げたいと、思った。

人としての、貴方の生誕日が、確か、一月後だったと、思い出して。

驚かせ、たくて。黙って。準備を。






でも。それよりも、早く。

誓いの日から、週を2つほど、巡った、ある晴れた日の、朝に。






貴方は。






眠ったまま、二度と、その瞳を開けることは、なかった。




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