「あ、あぁぁっ!」
汚れない天使の羞恥と惑いを楽しむように、ゆっくりとシュラはウリエルの体を開いていく。
女性体のシュラが与えた愛液で残酷なほど優しく解されたウリエルの後腔は、既にシュラの複数の指を受け入れて、ひくり、
ひくりと別個の生き物のように蠢いていた。
「あ、あぁ。も、う」
「うん。俺もちょっと限界、かな」
お前、ホントに可愛いから。
指を動かしながら、そう囁いて、覆いかぶさる主が落とす口付けに応えながら、ウリエルはゾクリ、と、この後の甘い地獄を予感する。
「少し、キツイと思うから」
優しすぎる主が心配げに落とす言葉に、固く目を閉じる。
「・・・できるだけ、力、抜いて。じゃないと、辛いよ」
「う、あ」
指とは比較にならない質量が、ウリエルの内部に埋め込まれる。引き裂かれるような痛みは思ったより
も早く遠のき、代わりに、最愛の主と再び一つになれた幸福感が天使の心を占めた。
「シュラ、様」
「もう、大丈夫?」
「は、い」
徐々に速く、激しくなる抽挿に眩暈がする。
くしゃりと握り締められた敷布から手をもぎ離され、シュラの背に回される頃にはウリエルはもう
忘我の域に入っていた。
「あ、あぁ、シュラ様。シュラ、さま」
もはや、悪魔の背にすがり付いて、甘い叫び声と主の名しか紡げぬ天使をシュラはどこか痛ましいものを見るように見下ろす。
「ウリエル」
「は、い」
「できれば、獣には、ならないで」
その言葉を理解する前に。
速度を増したシュラの動きに、ウリエルはこれまで味わったことが無い高みへと押し上げられる。
と同時に、シュラの精がウリエルの内部に注ぎ込まれ。
ドクン!
(!)
注がれた精が意志を持った生き物のように、体内でゾロリと蠢く。
とろり、どろりと身体を侵食していく、おぞましい地獄の快楽。
心も体も魂まですべてが蕩かされ、自らの全てが消失していくような凄まじい悦楽。
底の無い白い闇に落ちていくような、その恐ろしい感覚にウリエルは絶叫した。