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どうか 散らないで 『何をする気だ!十四代目!!』 「赤く染まる桜花も、美しいかと」 (どれだけ血を流せば、この体から、解放される) 「ああ、可哀想に。・・・ねぇ、見てご覧よ?」 行かないで 「貴様、狂うたか・・・!」 「狂う?・・・ふ、それならば、とうの昔に」 (何を。あと、何を捧げれば、彼の居るところに) 「今のお前の力なら、もう一つ次元を創るなど、造作も無い」 消えないで 「彼は、“そんなこと”望んじゃいなかった、だろ?」 「ええ。そして僕も“こんなこと”望んでいなかった、のですよ」 (全部、壊れてしまえば、いい。そうすれば、いつかは、彼の、混沌の内に) 「私の手を取れ。ならば、あの花も救われよう」 ねぇ いいかげん、覚悟を決めたら? ほら、よく 言うじゃないか 不知、周之夢為胡蝶与、胡蝶之夢為周与 (荘周の夢で蝶になったのか、蝶の夢で荘周になったのかはわからない) ってね 大丈夫 夢も、現も、同じこと、だよ next→ ←back GIFT部屋top |