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永い眠りにつかれる前の日、 貴方は、私の指の枷を はずしに、来られた。 ちょっと、見に行きたいところがあるんだ、と。 しばらく帰って来れないと思うから、この国の管理、頼むな。と。 いつものように、笑って。 何も、これを はずされなくとも、と、渋る私に。 そういう契約だろ、と。 (いくらなんでも俺の留守中は、枷、はずすぞ。餌ぐらい自分で採れよ) そう、いえば、と、思い出し。 もう、一つも、覚えてるか?契約、と、拗ねたように、言われて。 はい、と。 愚かな私は、答えたのだ。 next→ ←back 仲魔単発系top |