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創世後、これほど、永らえた方は、珍しい。 多くは、一月も・・・と。またメタトロンが苦く言う。 お前の、ため、だったの、だろうな、と。 ・・・お辛かった、ろうに、と。 私に聞かせないように言ったであろう、最後の言葉は、彼の意を裏切り。 私の耳に、届いた。 全知全能であるゆえに、 己が遠くなく消失すると分かり、日々衰弱する身を感じながら、 それでも、神として、生き永らえることの、恐怖と絶望。 それは、澱み濁り腐り落ちていく我が身を見ながら生きることと、おそらく同意で。 ・・・早く失われた方が、どれだけ楽だった、だろう。 next→ ←back 仲魔単発系top |