永遠 01



ふと、気付くと、そこは

暗くもなく、明るくもなく、寒くもなく、暑くもなく

色も無く、音も無く、香も無い

何も 「 無 い 」、部屋

快でも、不快ですら 「 無 い 」、場所




どうやって、ここに来たのか。いつから、ここに居たのか。


戸惑う俺に、先ほどの答えが返る。


「オレは、カイだよ」

「カイ?……何のカイ?」


何の、とは。思えば、唐突な疑問。でも俺たちはお互いに解ってる。多分解ってる。

だって、俺たちは、同じモノだ。


   
「くす。……何のカイ、だと、思う?」

「……」

「怪物のカイ?快楽のカイ?戒律のカイ?塵芥のカイ?世界のカイ?悔恨のカイ?」


迷う俺に、楽しそうに選択肢が滔々と並べられ。

やがて、俺と同じ姿をした彼は、ゆっくりと請うた。




ね え 、 あ て て み て 。



「破壊の、カイ?」

「解答の……カイ?」

「…… k e i n(カイン) の、カイ?」



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